SMTP/POP3/IMAP4に対応しています。SMTP over SSL、SMTP STARTTLS、POP over SSL、POP STARTTLS、IMAP over SSL、IMAP STARTTLSが利用できます。
メールを使用できるユーザーはサイト管理者・メールユーザーです。Web特権ユーザー・Webユーザー、AnonymousFTPはメールを使用できません。
メールユーザーごとに容量制限を設けることができます。容量制限はサイトマネージャーで設定します。
送信元のメールアドレスが正規なものであることや、メールの改ざんなどをされていないことを証明する機能です。
なりすましメールや、存在しないメールアドレスからの迷惑メールなどの対策になります。お客様のドメインに対して送信ドメイン認証情報(SPFレコード)を設定します。
メール・Webスタンダードサービスは、標準でウイルスチェックに対応しています。
メール・Webスタンダードサービスを通るすべてのメールは 自動的にウイルスチェックが行われ、ウイルスが発見された場合は配信を遮断します。同時に、メール送信元あるいは送信先へ「警告メール」としてメール通知されます。
■ウイルス発見時の警告メールについて
警告メールは、お客様ドメインのメールアドレスに送信されます。メール・Webスタンダードサービス以外の第三者に対して警告メールが送信されることはありません。
送信元のメールアドレスに警告メールが送られます。
送信先が送信元と同じドメインのメールアドレスだった場合にかぎり、送信先のメールアドレスにも送られます。
送信先のメールアドレス宛てに警告メールが送られます。
■ウイルスメール検知レポートについて
ウイルスチェックによって送信停止されたメール履歴を1日1回ご指定のメールアドレスに送信できます。
迷惑メール対策として、下記の機能を提供しています。
お客様のご契約IPアドレスのメールアドレス宛てに配送されるメールに対して、迷惑メールのチェックを行います。
迷惑メールと判定されたメールは、メールのヘッダーに迷惑メールであることが記載されます。また、お客様の設定により件名への指定文字列の追加が可能です。
設定はサイト管理者のみ行なえます。
迷惑メールのフィルタリングを行います。すべてのメールのヘッダー行に「X-Spam-Scan:through」が追加されます。受信したメールが迷惑メールと判定された場合は 「X-Spam-Flag: yes」がヘッダー行に追加されます。
迷惑メールのフィルタリングを行います。すべてのメールのヘッダー行に「X-Spam-Scan:through」が追加されます。受信したメールが迷惑メールと判定された場合は 「X-Spam-Flag: yes」がヘッダー行に追加され、件名の先頭にお客様ご指定の文字列を付加します。
件名に付加できる指定文字列は「A-Z a-z 0-9 . _ - = [ ] { } + # ^ ! ?」です。文字数は16文字以内で設定してください。
迷惑メールのフィルタリングを行いません。
迷惑メールの定義ファイル更新はメール・Webスタンダードサービスで自動更新するため、お客様側で定義ファイルを更新する必要はございません。
迷惑メールフィルターの設定のみでは、迷惑メールと判定されたメールの自動削除は行いません。
IPアドレス単位での設定となります。1メールアドレス単位では設定できません。
メールユーザー新規登録時の設定は迷惑メールフィルター設定がOFFとなっています。
設定手順については
こちら
をご覧ください。
迷惑メールフィルターで迷惑メールと判定されたメールをMEIWAKUフォルダーに隔離します。
メンバーが自ドメインの場合:各自のメールボックスに届くときに隔離が行われます。
メンバーが外部ドメインの場合:迷惑メールは判定されますが隔離は行われません。
メール・Webスタンダードサービスのメールアドレスに届いたメールを、任意の他のアドレスに転送させる事ができます。 転送先は最大10箇所まで設定する事ができます。
また、転送時にメール・Webスタンダードサービスのサーバー内にデータを残したまま転送するか、残さずに転送するかを選択できます。
設定手順は
こちら
をご覧ください。
一部のインターネットプロバイダーでは、迷惑メールの対策としてOutbound Port25 Blocking※1といったメール送信の規制を行なっています。ご利用のプロバイダーがこのOutbound Port25 Blockingを実施した場合は、メール・Webスタンダードサービスのサーバーを利用してメールの送信ができなくなる場合があります。
メール・Webスタンダードサービスでは、このOutbound Port25 Blockingへの対応として、メール送信(SMTP)時にSUBMISSIONポート(587番ポート)※2をご利用になれます。
SUBMISSIONポートのご利用にはメールクライアントの設定変更が必要となる場合があります(一部対応していないメールクライアントもあります)。
※1 Outbound Port25 Blockingとは、メールの不正中継を防止するためにメール送信に制限を実施する方式のことです。
お客様がご利用のプロバイダー(A社とする)がこの方式に対応した場合、A社を利用してインターネットに接続しているお客様は、A社のメールサーバー以外からはメールを送信できなくなります。そのため、メール・Webスタンダードサービスを利用して メールを送信する際には、メールクライアントの設定を変更する必要があります。
※2 メール送信(SMTP)の SUBMISSION ポート(587番ポート)のOutbound Port25 Blockingへの対応として、メール送信に通常使用するポート(25番ポート)とは別のポート(587番ポート)を使用してメールを送信します。