Webスタンダードサービスで取得しているバックアップは以下のとおりです。
運用上のバックアップでは、Webスタンダードサービスをご利用中のすべてのお客様データを自動的に取得しています。これは、サービス提供側の設備故障などの理由によりデータを消失した場合に備えたものであり、お客様が誤って消失したデータを復旧するためのサービスではありません。
データバックアップ(オプション)は、お客様が設定したスケジュールに基づいてWebスタンダードサービス内のデータのバックアップを自動的に取得し、誤ってデータを消失した場合にお客様がオンラインでデータを復元できるオプションサービスです。
オプションの構成は次のとおりです。
データバックアップ
Webスタンダードサービスの契約につき、1つ契約できます。
Webコンテンツなどのデータ、および標準データベースMySQLのバックアップを行います。
バックアップ対象となるディレクトリ、およびオブジェクトは以下のとおりです。
バックアップ対象 | バックアップデータの内容 |
---|---|
Webコンテンツ |
/app-def /cgi-bin /cgi-def /home /ssi-def /webuser /ssl/app-def /ssl/cgi-bin /ssl/cgi-def /ssl/home /ssl/ssi-def ※ /sslとその配下のディレクトリは、共用SSLまたは独自SSLをご利用中のお客様が対象です。2019年8月29日以降にHTTPSを利用開始された場合、/ssl 以下のフォルダーは存在しません。 ※ バックアップデータにはパーミッション情報が含まれません。 |
AnonymousFTP |
/anonymous ※ バックアップデータにはパーミッション情報が含まれません。 |
データ領域 |
/data /ssl/data ※ /sslとその配下のディレクトリは、共用SSLまたは独自SSLをご利用中のお客様が対象です。2019年8月29日以降にHTTPSを利用開始された場合、/ssl 以下のフォルダーは存在しません。 ※ バックアップデータにはパーミッション情報が含まれません。 |
ユーザー設定 |
Webユーザーの情報一覧をバックアップします。
※ 情報一覧には、Webユーザーのパスワードは含まれません。別途パスワードを記載することでインポート可能な形式になります。 |
標準データベース |
標準データベースをバックアップします。 ※ サイトマネージャーでONに設定しているデータベースのみ、バックアップを取得します。 ※ 稼働中のデータベースからデータエクスポートによりバックアップを取得する方式のため、データの整合性は保証しません。 |
バックアップのスケジュールは、ご契約のバックアップ世代数によって選択肢が異なります。お客様の用途にあわせてお選びください。
※ お客様にて日にち・時間帯は指定できません。データバックアップのお申し込み時に自動決定されます。
※ お申し込みの初期設定では1ヵ月ごと(Monthly)が選択され、上旬、中旬、下旬のうちいずれかの時期で自動設定されます。
なお、バックアップ処理の回数がご契約のバックアップ世代数を満たした場合、古いバックアップデータは自動的に削除され、最新のバックアップデータに上書きされます。
契約バックアップ世代数 | 選択できるバックアップスケジュール |
---|---|
1世代(バックアップ領域数1) |
1週間ごと(Weekly)… 曜日を選択 1ヶ月ごと(Monthly)… 上旬、中旬、下旬のいずれかを選択 |
3世代(バックアップ領域数3) | |
7世代(バックアップ領域数7) |
1日ごと(Daily) 1週間ごと(Weekly)… 曜日を選択 1ヶ月ごと(Monthly)… 上旬、中旬、下旬のいずれかを選択 |
データバックアップでは、バックアップ領域のうち1世代分を無期限に保護する機能を提供しています。
バックアップ処理の回数がご契約のバックアップ世代数を満たした場合、古いバックアップデータは自動的に削除され、最新のバックアップデータに上書きされますが、保護設定をしたバックアップ領域については削除されません。バックアップオプションのご契約中は、任意の期間で保護できます。
※ バックアップオプションを一度解約するとデータはすべて削除されます。再度ご契約されても保護設定したデータが保存されていることはありません。あらかじめご了承ください。
バックアップデータは、FTPソフトウェアを利用して取得できます。バックアップマネージャーを利用して、バックアップデータにアクセスできるFTPアカウントを作成できます。
Webコンテンツのデータ復旧方法は、バックアップデータをお客様のパソコンなどにダウンロードした後、所定のディレクトリにアップロードする作業になります。バックアップデータにはファイルのパーミッション情報が含まれませんので、データをアップロードした後、必ずファイルのパーミッション情報の確認と修正をしてください。
データベースのバックアップデータはphpMyAdminからデータインポートが必要です。
Webユーザー設定はサイトマネージャーから設定が必要です。
ファイル間の不整合について
バックアップデータファイル間の不整合が起こる場合があります。
データベースのバックアップデータについて
稼働中のデータベースからデータエクスポートによりバックアップを取得する方式のため、データの整合性は保証しません。
ファイルのパーミッション情報について
バックアップデータにはパーミッション情報が含まれません。
バックアップマネージャーについて
バックアップマネージャーでは、JavaScriptを使用しています。
ご使用のブラウザーの設定によりJavaScript機能を無効にしている場合、正しく表示されない場合があります。
Webスタンダードサービスでは、万が一の設備故障からの復旧のために、すべてのデータのバックアップを行なっています。
詳細 | |
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バックアップ媒体 | 耐障害性の高い冗長化されたストレージ装置 |
バックアップの仕組み | お客様データの保存領域と同一のストレージ装置内の論理的に異なる領域にデータをバックアップ |
バックアップの頻度 | 1日2回(サーバー内バックアップ1回、別サーバーバックアップ1回) |
バックアップデータの保存期間 |
1日間 (サーバー内、別サーバーあわせて2世代バックアップ) |
RAID 構成 | RAID6 相当 |
データ復旧方法 | サービス提供側の設備の故障などの理由によりデータを消失した場合に、バックアップから復旧 |
※ お客様が誤って消失したデータの復旧対応サービスではありません。データのバックアップは、データバックアップオプションをご利用いただき、お客様ご自身でご対応ください。
※ ご契約のサーバー名は、サイトマネージャーより確認できます。
※ バックアップの仕組み、頻度、保存期間などの選択・変更はできません。
※ メンテナンスなどによりバックアップを実施しない場合があります。