WebサーバーソフトウェアはApacheのバージョン2.2になります。
HTTPとHTTPS(SSL)に対応しています。HTTPSは共用SSLと独自SSL(オプション)をお申し込みいただくと使用できるようになります。
各種コンテンツへの対応状況は以下のとおりです。
HTML | ○ | HDML(EZweb) | ○ |
---|---|---|---|
JavaScript | ○ | RealAudio / RealVideo | ○ |
Javaアプレット | ○ | QuickTime | ○ |
Javaサーブレット | × | Windows Media | ○ |
スタイルシート | ○ | ASP (Active Server Pages) | × |
CGI | ○※1 | JSP (Java Server Pages) | × |
SSI | ○ | FrontPage Server Extentions | × |
PHP | ○※1 | データベース (MySQL) | ○ |
Flash | ○ | データベース (SQLite) | ○ |
CompactHTML(iモード) | ○ |
※1 サイト管理者・Web特権ユーザーのみ使用可能
ドキュメントルートはホームページの一番上の階層として見えるディレクトリです。Webスタンダードサービスでは/homeディレクトリがドキュメントルートに設定されています。
サイト管理者・Web特権ユーザーだけがドキュメントルートにホームページのデータを置くことができます。
デフォルトドキュメントとは、ブラウズを行うときにファイル名を省略してURLを入力できる特別な名前のファイルです。一般的にトップページ用のコンテンツをデフォルトドキュメントにします。
Webスタンダードサービスではディレクトリによってデフォルトドキュメントとして使えるファイル名が異なります。各ディレクトリのデフォルトドキュメントは以下のとおりです。
同じディレクトリにこれらのファイルがある場合は、上記の順で先に書かれている方が優先的に使用されます。
なお、
/cgi-bin・/cgi-def・/ssl/cgi-bin・/ssl/cgi-def
ディレクトリではデフォルトドキュメントを使用できません。
ホームページのコンテンツをブラウザーで表示させる時のURLは以下のとおりです。
ディレクトリ | URL |
---|---|
/home | http://(ドメイン名またはIPアドレス)/(ファイル名) |
/cgi-bin | http://(ドメイン名またはIPアドレス)/cgi-bin/(ファイル名) |
/cgi-def | http://(ドメイン名またはIPアドレス)/cgi-def/(ファイル名) |
/app-def | http://(ドメイン名またはIPアドレス)/app-def/(ファイル名) |
/ssl/home | https://(ドメイン名またはIPアドレス)/(ファイル名) |
/ssl/cgi-bin | https://(ドメイン名またはIPアドレス)/cgi-bin/(ファイル名) |
/ssl/cgi-def | https://(ドメイン名またはIPアドレス)/cgi-def/(ファイル名) |
/ssl/app-def | https://(ドメイン名またはIPアドレス)/app-def/(ファイル名) |
/ssl/~のディレクトリは独自SSL(オプション)契約時のみご利用になれます。
http://(ドメインまたはIPアドレス)/cgi-bin/ というアドレスは /cgi-bin ディレクトリに割り当てられていますので /home/cgi-bin というディレクトリを作成しても、そのディレクトリ内のファイルをブラウズすることはできません。
/home/cgi-def・/ssl/home/cgi-bin・/ssl/home/cgi-def も同様です。
ホームページのコンテンツをブラウザーで表示させるときのURLは次のとおりです。
ディレクトリ | URL |
---|---|
/ | http://(ドメイン名またはIPアドレス)/(ユーザー名)/(ファイル名) |
http://(ドメイン名またはIPアドレス)/(ユーザー名)/ というURLはWebユーザー用のディレクトリに割り当てられていますので、サイト管理者・Web特権ユーザーにて/home/(ユーザー名)というWebユーザーと同名のディレクトリを作成しても、そのディレクトリ内のファイルをブラウズできません。
また、他のサーバーではユーザー名の前に「~」(チルダ)が入ることがありますが、Webスタンダードサービスでは「~」は入りません。
サイトマネージャー・Webマネージャーから、ID・パスワードによる認証やアクセス元IPアドレス/ドメイン名の制限によるアクセス制御を行うことができます。
アクセス制御の設定を行うと、制御をかけたディレクトリに
「.htaccess」
や
「.htpasswd」
ファイルが作成されます。このファイルの削除・変更をすると正常に動作しなくなる場合があります。
アクセス制限の上限は定めておりませんが、128行までを推奨値としております。
WebスタンダードサービスのSSL機能はHTTPSプロトコル(ホームページ)に対してのみ有効です。SSLオプションをご利用にならなくても、FTP(ファイル転送)・SMTP(メール送信)・POP3(メール受信)などのプロトコルは、標準でSSLによる暗号化通信機能がご利用になれます。
「.htaccess」ファイルを使用してApacheの動作をカスタマイズできます。WebスタンダードサービスのApacheには次のモジュールが組み込まれています。
上記でアンダースコアになっているものは、機能が分割されたなどでApache2.2系から名称が変更になっているものです。これらを使用してカスタマイズをする場合は、変更点をご確認の上ご使用ください。
AllowOverrideディレクティブで上書きが許可されている属性は以下のとおりです。ディレクトリによって違いがあります。
次の条件をすべて満たしているディレクティブであれば、「.htaccess」に記述して使用することができます。
.htaccessの使用方法については、Apacheについて解説されている書籍などをご参考していただき、 お客様の責任において ご利用ください。
本サービスは、1台のサーバーを複数のお客さまで共有し、提供しているサービスです。
そのため、すべてのお客さまが快適にサービスをご利用になれるよう、ご利用の目安値を設けております。
※
この値は定常的にすべてのお客様がこの値を利用できることを保証するものではありません。
※
この値は運用上の理由で変更される場合があります。
※
一時的にこの目安を超えていても必ずしも制限されるわけではありませんが、定常的に安定運用の目安を超えている場合、他のお客様のご利用状況によっては制限値を下げさせていただく場合があります。