ホームページ~共用SSL

1. 概要

共用SSLは、サービス提供側で取得したSSLサーバー証明書を共用利用して、SSLによる通信暗号化を行うサービスです。サイトマネージャーから共用SSLを「ON」に設定し、ご希望のサブドメイン名(以下、共用SSL用FQDN)を指定することで利用できます。

2. 注意事項

共用SSLのSSLサーバー証明書は、サービス提供側が取得したものをお客様が共用で利用するものであり、お客様サイトの実在性、企業の実在性を証明するものではございません。

3. 前提条件、制約事項

  • 携帯電話には対応していません。スマートフォンにつきましては機種によって異なります。
  • 独自SSL(オプション)との併用はできません。
  • 他のお客様が既に利用している共用SSL用FQDNは使用できません。
  • 共用SSL用FQDN にwwwは指定できません。
  • 共用SSLをご利用中に新たに独自SSL(オプション)の設定をされた場合、独自SSLの設定が優先され、共用SSLはご利用できなくなります。
  • 共用SSL用FQDNを削除すると、/ssl ディレクトリおよび、その配下のディレクトリとファイルが全て削除されます。
  • 共用SSL用FQDNの変更は、1日に1回に制限しています。
  • 共用SSL用FQDNを変更する場合、共用SSLを「OFF」にする必要があり、「OFF」にすると、/ssl ディレクトリ、およびその配下のディレクトリとファイルが全て削除されます。
  • /ssl ディレクトリは共用SSLをOFFにすると削除されます。2019年8月29日以降は再度ONにしても作成されませんのでご注意ください。
  • 2019年8月29日以降に HTTPSを利用開始された場合、/ssl 以下のフォルダーは作成されません。
  • サイトシールは利用できません。
  • CSSや画像ファイルなどの指定において、http:// から始まる形式やYouTubeなど他のWebサイトのコンテンツを埋め込むとWebブラウザーが警告を発することがあります。
      • セキュリティの面から、Cookieにはdomain属性を指定せず、Secure属性を指定するように推奨いたします。
  • 以下の文字列はシステムとして予約されているため、利用できません。
    「www」「ssl」「dns」「mal」「web」「api」「s-api」「open」

4. 共用SSLにおけるFQDNの制限

共用SSL用FQDNは以下の制限があります。

URL https://[お客様指定の共用SSL用FQDN].secure.idchosting.jp
文字数 3~16文字
使用可能文字 [英字小文字] abcdefghijklmnopqrstuvwxyz
[英字大文字] ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ
[数字] 0123456789
[記号] -(ハイフン)
組み合わせルール 先頭および末尾にハイフンは使用できません。

設定の反映は、約30分程度かかります。
お客様の環境によっては、DNSサーバーの影響で最大3日間ほどかかる場合があります。

5. Webサイト開設まで

5-1.Webサイト用のコンテンツを置く場所

====== 以下は2019年8月28日以前に共用SSLサービスを利用開始したお客様が該当します。 ======
FTPでアクセスし、/ssl/home ディレクトリの配下にコンテンツを置いてください。
===========================================================

====== 以下は2019年8月29日以降に共用SSLサービスを利用開始したお客様が該当します。 ======
FTPでアクセスし、/home ディレクトリの配下にコンテンツを置いてください。
===========================================================

5-2.Webサイトへのアクセス方法

下記、URLへアクセスしてください。

https://[ お客様指定の共用SSL用FQDN ].secure.idchosting.jp

6. 設定・使用方法

6-1. 共用SSLの利用開始(OFF状態からON状態)

    共用SSLを利用するために設定をします。

  • サイトマネージャーにログインします。
    ログイン方法については こちら を参照してください。


  • 画面左のメニューより WEB & FTP 管理 > 共用SSL を選択します。

    左メニュー画面

  • 赤枠内に設定したい共用SSL用FQDNを入力します。

    共用SSL画面

    入力が終わりましたら、 [ON]をクリックします。


  • 正常に動作が行われた場合は、以下の画面が表示されて、利用できるようになります。

    設定完了画面

    以上で共用SSLの設定は完了です。

設定が反映されるまで、およそ30分程度かかります。
お客様の環境によっては、DNSサーバの影響で最大3日間ほどかかる場合があります。

6-2. 共有SSLを利用停止(ON状態からOFF状態)

    共用SSLの設定をOFFにします。

  • サイトマネージャーにログインします。
    ログイン方法については こちら を参照してください。


  • 画面左のメニューより WEB & FTP 管理 > 共用SSL を選択します。

    左メニュー画面

  • 共用SSLの設定画面が表示されます。
    ======= 以下は2019年8月28日以前に共用SSLを開始したお客様の表示例です。 =======

    共用SSL設定画面

    「/sslディレクトリ配下にあるコンテンツを削除して共用SSLをOFFにすることに同意します。」
    にチェックを入れ、 [OFF] をクリックします。


  • 確認画面が表示されます。
    ======= 以下は2019年8月28日以前に共用SSLを開始したお客様の表示例です。 =======

    確認画面

    確認が終わりましたら [OFFに設定] をクリックします。


  • 正常に動作が行われた場合は、以下の画面が表示されて、共用SSLの設定が解除され、利用できなくなります。

    設定完了画面

    以上で共用SSLの設定は完了です。

2019年8月28日以前に HTTPSサービスを利用開始したお客様の場合、ドキュメントルートのデータ、およびSSL関連の設定はすべて削除されます。ご注意ください。

6-3. 共用SSLの利用再開(OFF状態からON状態)

    共用SSLの利用を再開します。


  • サイトマネージャーにログインします。
    ログイン方法については こちら を参照してください。


  • 画面左のメニューより Web & FTP 管理 > 共用SSL を選択します。

    左メニュー画面

  • 設定画面が表示されます。

    設定画面

  • 正常に動作が行われた場合は、以下の画面が表示されます。
    共用SSLが設定され、利用できるようになります。

    設定完了画面

    共用SSLの設定は完了です。

既に共用SSL用FQDNは設定されているため、共用SSL用FQDNの選択項目は表示されません。

6-4. 共用SSL用FQDN削除(OFF状態から共用SSL用FQDNを削除)

    共用SSLで利用しているサブドメインを削除します。


  • サイトマネージャーにログインします。
    ログイン方法については こちら を参照してください。


  • 画面左のメニューより WEB & FTP 管理 > 共用SSL を選択します。

    左メニュー画面

  • 「このサブドメイン「お客様が設定したドメイン名」を削除する」にチェックを入れ [設定] をクリックします。

    サブドメインの削除画面

  • 共用SSL用FQDNが削除されます。

    削除完了画面

    サブドメインの変更は、1日1回に制限しています。
    その回数を超えて変更を行おうとすると下記のエラーが表示されます。

    制限エラー画面

    以上で共用SSLの設定は完了です。