大容量ファイル転送~機能

1. 概要

大容量ファイル転送は、電子メールでは容量が大きすぎて送ることができないファイル(画像ファイル、音声、動画、CADデータなど)をオンラインストレージ上に保存し、URLとパスワードを通知して大容量ファイルをダウンロードできる機能です。

2. クライアント動作環境

クライアント動作確認済み環境につきましては以下となります。

  • InternetExplorer 10、InternetExplorer 11
  • Google Chrome 7以上
  • Mozilla Firefox 4以上
  • Safari 6以上
  • 非対応ブラウザーでアクセスした場合は画面下に非対応であるメッセージが出力され、ログインボタンが表示されません。

3. ログイン方法

大容量ファイル転送はお客様のメールユーザー情報を利用して認証します。

ログインURL https://deliver.idchosting.jp/
ログインID [メールユーザー名]@[メインドメイン名]
パスワード お客様のパスワード

4. ファイルアップロード機能

無償版 有償版
1ファイル 100MBまで 5GBまで※1
1送信あたりの制限 ファイル数 5個まで※2 20個まで※2
合計容量 500MBまで 5GBまで※1
1ユーザーあたりの制限 合計容量 1GBまで 10GBまで

※1 Internet Explorerなど一部のブラウザーでは4GB以上のファイルをアップロードできない場合があります。
※2 一回のアップロードで複数のファイルを送信する場合、同じ名前のファイルを選択することはできません。

送信してから誤りに気付いた場合は、取り消し機能によりその後のダウンロードを止めることができます。
送信時に以下の3項目に関して設定ができます。
ログイン回数:
アップロードしたファイルをダウンロードする際のログイン回数を制限します。
最小1回~最大10回まで指定できます。

有効期限:
アップロードしたファイルがいつまでダウンロードできるかを制限します。
最小1日~最大10日まで指定できます。
有効期限は時刻管理され13:01にアップロードしたファイルは期限日の13:01以降アクセスできなくなります。

メッセージ欄:
メール送信時にメッセージ欄に表示する文字列を記載します。
最大200文字まで記載できます。

5. アップロード一覧機能

アップロード一覧機能により過去3ヵ月のアップロードについて、以下の項目に関しての確認と、取り消し操作ができます。
アップロード日時:
アップロード時に指定したメッセージ
メッセージ:
アップロード時に指定したメッセージ
ダウンロードリンク:
ダウンロードログイン画面へのリンク
アップロード容量:
アップロードされたファイルの合計容量
有効期限:
有効期限
ログイン回数:
ログインの最大回数と消費回数
ステータス:
有効期限切れ、ログイン回数切れ、取り消し済みなど現在のステータス。 ダウンロードが有効な場合は取り消しボタンが表示されます。取り消しボタンのリンクをたどることにより、ログインの履歴も確認できます。

6. 制限事項

以下のファイルはアップロードできません。

  • 最大ファイルサイズを超えたファイル
  • 最大ファイル数を超えたファイル
  • ファイルサイズが0のファイル

該当の制限に抵触した場合、ポップアップ画面でエラーが表示されます。

  • アップロード中にブラウザーを落とした場合など、ログアウトせずに終了した場合、不正なセッションが残る場合があります。不正なセッションが残った状態でログインを試みた場合、エラー画面が表示されますので、該当画面からログアウトを行なってください。
  • フォルダー形式のドラッグ&ドロップには対応しておりません。フォルダー内のファイルを一括アップロードしたい場合はZIP形式などで圧縮を行った後にドラッグ&ドロップを行なってください。
  • 過去3ヵ月以内に1000件以上のアップロードがあった場合、直近の1000件を表示します。
  • ファイル送信画面に表示される空き容量は画面を開いたタイミングで計算され、該当のセッション中の操作は反映されませんのでご注意ください。
  • 「取り消し」、「ログイン回数切れ」、「有効期限切れ」状態はアップロード容量に含まれません。
  • 一覧表示画面のステータス表示の優先順位は「取り消し済み」>「ログイン回数切れ」>「有効期限切れ」となります。「ログイン回数切れ」もしくは「有効期限切れ」状態でも取り消すことができます。
  • 取り消しを実施したタイミングでファイルは閲覧不可になり、アップロードされたファイル一覧についても閲覧不可の状態になります。
  • メールプレミアムサービス側でユーザーを削除、再作成を実施した場合、大容量ファイル転送では同一ユーザーとして扱われます。
  • 有償版から無償版に移行した場合に利用状況によっては容量表示がマイナス表示になる場合があります。マイナスになった場合は不要ファイルを削除し、空き容量を確保してください。