電子メール~Webメールセキュリティ設定

1. 概要

Webメールの「接続元IPアドレス制限」や「メールの送信取消可能時間」を変更する機能です。

2. 仕様

■Webメール接続元IPアドレス制限

「すべてのIPアドレスを許可する」、「すべてのIPアドレスを拒否する」、「特定のIPアドレスのみ許可する」から選択して、設定することが可能です。
「ユーザー制限」とはAND条件(両方の条件を満たす場合のみログインが可能)となります。

  • 「すべてのIPアドレスを許可する」
    接続元での制限は行いません。どこからでもログインが可能です。
  • 「すべてのIPアドレスを拒否する」
    すべての接続元からのアクセスを拒否します。ユーザー/接続元に関わらず、Webメールへのログインは一切できません。
  • 「特定のIPアドレスのみ許可する」
    ここに設定した接続元からのみログインが可能です。

以下の方法で登録してください。

  • ネットワークアドレス/サブネットマスクの形式で指定してください。
  • 1行18文字まで入力できます。
  • 複数登録する場合は1行につきひとつのIPアドレスを記述してください。
    最大128行まで登録が可能です。
■ユーザー制限

「すべてのユーザーを許可する」、「特定のユーザーのみ許可する」から選択して、設定することが可能です。
「Webメール接続元IP制限」とはAND条件(両方の条件を満たす場合のみログインが可能)となります。
すべてのユーザーを拒否したい場合は、Webメール接続元IPアドレス制限にて「すべてのIPアドレスを拒否する」を選択してください。

  • 「すべてのユーザーを許可する」
    すべてのユーザーについてログインが可能です。
  • 「特定のユーザーのみ許可する」の場合
    ここに指定したユーザーのみログインが可能です。

以下の方法で登録してください。

  • 作成済メールユーザーのみ登録可能です。
  • メールユーザーのメールアドレスで@より前のみ記述してください。
  • 複数登録する場合は、一行につき一つのユーザーを記述してください。
  • 最大128行まで登録が可能です。
■送信取消し機能

Webメールでは、誤送信防止を目的とし、送信ボタンが押された際に、一定時間、送信を保留し、その時間内であれば送信を取り消すことが可能です。
該当機能の保留時間を「0秒(利用しない)」、「10秒」、「30秒」から選択可能です。
初期設定では「30秒」となっています。

3. 設定方法

Webメールセキュリティの設定方法をご案内します。以下の手順で行なってください。

  • ブラウザーを起動し、メールマネージャー(メールサーバー管理者用)へアクセスします。
    アクセス方法については こちら を参照してください。

  • 画面左のメニューより メール管理 > Web連携機能 > Webメールセキュリティ設定 を選択します。

    左メニュー画像
  • Webメールのセキュリティ設定画面が表示されます。

    Webメールセキュリティ設定画面

    各項目をそれぞれ入力して設定をします。
    入力が終わりましたら、 [設定変更] をクリックします。

    特定のIPのみ許可する設定で指定するアドレスは、必ずネットワークアドレス/サブネットマスクの形式で指定してください。

  • 正常に動作が行われた場合は、以下の画面が表示されます。

    Webメールセキュリティ設定完了画面

    以上でWebメールセキュリティ設定は完了です。